例外の状態

ちなみに、最近の癒しは、ジョルジオ・アガンベンGeorgio AgambenのState of Exceptionだったりする。
落としかけた授業でアサインされてて、結局授業では読まずに終わった本。
日本語に訳すと「有事」とでもいうか、戒厳令などに代表される「通常の法秩序が停止する緊急事態というものが、権力によって恣意的に、いとも簡単に利用(悪用)されてしまうこと」について警鐘を鳴らす本なので、日本語訳されてる?と思ったらされてないやん。2年前ぐらいにこの言葉流行してたのに。
シュミットへの言及が多い。「いつが緊急事態かを決める者が権力者である」と言ったのがシュミット。

でも、ちまちま読んでる上に、juridicalとjudicialの違いもよーわかってないお馬鹿学徒なのでありました。
って今調べたからメモしておこう。

Juridical: of or relating to judicial proceedings and the administration of the law

Judicial: of, by, or appropriate to a court or judge


これ読んでると、別に理解してるなーという実感とか優越感はなくても、ひたすら楽しいのでした。
政治思想はほんとに下手の横好きだな、私は。
こんどは法哲学が勉強したくなってきた。
ああ、院は何か実学をやろうと思ってたのに。。。
法哲学ソーシャルワークのダブルマスターズとかどうよ、とか、妄想するのが楽しい。