2666

ロベルト・ボラーニョの2666英語版ボックスセットが届いたので読み始める。アマルフィターノの章で試験勉強のため中断。ボックスセットは、グラフィックノベルか!というくらいクールでおどろおどろしい装丁。夭折の天才作家の絶筆/超大作をあなたのお…

ボラーニョ、エヴェレット、ゲイツキル

米国滞在中。来月帰る予定なので、日本語訳が出ていない本やらを買い置き用に漁っている。 ネットで本を見つけたい場合、おともだちのいない私は、好きな作家や好きな本を検索して、その商品ページにある「この本を買った人は、こんな本も買って/見ています…

ペソアとタブッキ

ペソアのことを久しぶりに思い出して調べていたら、アントニオ・タブッキの「フェルナンド・ペソア最後の三日間」という本が出版されているのを知った。(絶版)フェルナンド・ペソア最後の三日間作者: アントニオタブッキ,Antonio Tabucchi,和田忠彦出版社/…

黒田硫黄って男だったのか。びっくり。

今読んでいる本

リヴァイアサンの新訳を読んでいる。英語で読むのと比べて頭にはいりやすいなー。 第一部「人間について」を適当に飛ばしつつ読んで、今第二部の「コモンウェルスについて」(だったっけ) 佳境に入ってきた。 しかしながら一緒に買ったシュミットの政治神学…

本屋で読書/なくしもの

昼休みに仕事場近くの大型書店を徘徊しているが、そこで先日講談社学術文庫のバーナード・クリックの政治学の教科書の、耳の痛い内容だった政治思想のとこだけを読み、次はニコマコス倫理を、と思ったら字がちいせーーー。ペーパーバックのサイズがもうちょ…

センセイの本

きのう見つけた政治思想の博士課程にいらっしゃる方の日記(id:hannahさんのヨンパチ日記)で、私の教授だったスクールマンさんの著作を見つけてなぜだか嬉しかった。この人が私の教授だったとかコメントされてもはあ?だろうし、トラックバックできないので…

例外の状態

ちなみに、最近の癒しは、ジョルジオ・アガンベンGeorgio AgambenのState of Exceptionだったりする。 落としかけた授業でアサインされてて、結局授業では読まずに終わった本。 日本語に訳すと「有事」とでもいうか、戒厳令などに代表される「通常の法秩序が…

The Damned Duty

'If you speak about demoracy at a public meeting there is no need to make a secret of your personal point of view. On the contrary, you have to take one side or the other explicitly; that is your damned duty.' Max Weber "Science as a Vocat…