Beirut/ The March of Zapotec
ここをほっといているうちに大学は卒業してしまいました。ついでに文体も変わりました。
そんなことはどうでも良い。Beirutの新作epが出たことを書きたいだけなので。
- アーティスト: BEIRUT
- 出版社/メーカー: Pompeii Records/Revolver
- 発売日: 2009/02/17
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
メキシコのバンドと録音したBeirut名義のA面とザックのソロプロジェクトのB面、ということです。
私が住んでいるところのタワレコとHMVには売ってなかったなー。時代錯誤だからやっぱりメジャーにはなれないか。そこが売りで正に好きなんだけどなあ。
メキシコのバンドの演奏レベルの高さは凄いので、やっぱ向こうに行くといっちょ録音したくなるのか。。。
グアダラハラ行った時の感想ですが、そこらのどーでもいい人もまばらなスポーツバー入ってもファンキーなマリアッチバンドがずーっと演奏しっぱなしだし、ストリートミュージシャンやパフォーマーのレベルも高かった。
それと、アメリカよりも人が人生の素朴な楽しみ方を知っているなという印象があります。酒飲んで酔っぱらってウワーッ!!ってならなくても楽しめてるような。食や音楽、家並み、人々が週末に家族連れでアイス食べながらゆったり歩いてるのなんかを見ると。単純に、人がもっと地に足がついていてそうに見える。もちろんアメリカより格段に貧しい国で、それもあちこちに見えますが。アメリカ人みたいに自分で自分を消耗し尽くすような焦燥感は持っていないような。
そのそのせいかどうか、エコノミスト誌でかの国のミドルクラスの生活満
足度が大変高い、という調査もこのあいだ見かけました。
話がそれた。。。
Realpeople名義のB面は、90年代のThe Magnetic Fields的な懐かしい感じのピコピコしたシンセポップらしい。
彼は、1stのScenic Worldでもそうですが、シンセ使わせても徹底して懐古趣味だなー。すごい楽しみ。
ついでに、私が大学で最後に取った言語学の授業の先生が確かZapotecでtriki kopara(スペルはあいまい)という現地語の保存/研究をしていたという偶然。