大学生の日曜日の夜

論文がたまっている。

今も一個書いているのだけど、いいアイデアが浮かばなくて前に進めない。
何か、4年間勉強してきて段々頭が悪くなっているような気がするんだけど。
かける情熱が違うのかな。
昔は自分でどうかな、と思いながら提出した論文やらアイデアやらの反応が意外と良かった、というのはわりとあったけど、今はそういうことはない。というか、教授の態度が変わったのもあるかもしれない。今の学校に2年いて、コイツはある程度のことはできる、と認識されているから、ちょっとしたことで褒めてもらったり、というのがなくなったんだろう。というか、そう思いたい。
本当に頭が悪くなったとは思いたくない。。。
頭が悪くなった、というのは、明晰さがない、洞察力が低下してるような気がする、ということだ。
ひとつの学問をある程度やるとよくあることかとは思うけど、曲がりなりにも今まで学んだ事の積み重ねで、学問の全体像ではないけど、広大さが見え始めて、逆に自分のわかってない箇所のがよもっとよく見えるようになったのもある。
自分の、いいこと思いついたなーと思ってる解釈への自信は確実に減った。
まあ、勘は大事なので大切に保存すべきなんだけど。
そこで胸張った方がいいのか、謙虚に学ぶべきか。でも、謙虚にしてるとモチベーションが下がることがある。今みたいに。

それとは別に、スタミナも減って来てるしな。完徹でペーパー書きなんてのはもうできませんの。
今学期に何回かやろうとして失敗した。おかげで提出が遅れて失点とか試験の準備不足とか。
パートナーと同居しててもとから時間管理がめちゃくちゃ下手な私は勝手に自分からペースを乱してるというのが大きい。


とか書いていたら、アパートに来ていた、遊びで身を持ち崩した系の人が帰って行った。
私と遊んでるわけじゃないが、最近アパートによく来る。
彼も月曜日に論文二つあるんだけどなーと言ってたのに、あきらめてしまったようで。
うーん、彼の事は嫌いじゃないけど、彼みたいになりたくないなあ。かなり近い地点にいるし、自分もあきらめたことあるから気持ちはよくわかるんだけど。

大丈夫大丈夫、と自分に言い聞かせないと。
ぐだぐだ考えないで実際やりはじめるほうがいいに決まってるのだ。